シビック庵でのお稽古の様子をお伝えします。
秋が短かかったせいか急な寒さにとまどってしまいます。
茶席は炉になりました。
「いつ炉にすれば良いか」と弟子の問いに、利休は「柚子の色づく頃に」と答えたと言われていることや、口切りの茶の話など、講師の炉開きゆかりの話を皆熱心に聞き入りました。
今日は受講生にお菓子のお運びを体験していただきました。「亥の子餅」とともにいただく一服のお茶で和やかな炉開きとなりました。
○広間
掛物:閑坐聴松風
花:白玉椿、山香ばし
菓子:ゐの子餅 仙太郎製
○小間
花:梅もどき、磯菊
次回は新年1月27日(第4火曜日)です。
皆様どうぞ良いお年をお迎えください。
秋冷の風が心地よく、日本列島北の方からは雪の便りも届いています。
今月は芒や水引や杜鵑草等の花と共に、名残の風炉を皆様と共に楽しみました。
杜鵑草(ホトトギス)の花の由来は、花の模様が鳥の杜鵑の胸の模様に似ているからと言われています。
草紅葉やお菓子の「綾錦」(鶴屋吉信製)の彩りに、行く秋をしのび来月の炉開きに胸が躍ります。
次回は11月25日第4火曜日、皆様お気軽にお出掛けくださいませ。
芒が風に遊び、虫の音もひときわ高くなってまいりました。いつまでも暑さが残りますが季節は進んでいるようです。
中秋の名月も近いので、芒や庭の山白菊などの秋草を虫籠に寄せてみました。
広間
掛軸; 日々是好日
花 ; 鷹の羽芒、山白菊、吾亦紅、水引、女郎花、ヒヨドリソウ、ヤブラン
菓子; 栗きんとん 中津川松月堂製
次回は10月28日第4火曜日、風炉の季節最後「名残(なごり)の席」となります。
皆様お気軽にお出かけ下さいませ。
猛暑にもかかわらず、受講生は全員出席されました。
今回は割り稽古から離れて、風炉の点前を見ていただきました。
お茶会のように講師が主客になり、受講生と体験で来られた方も一緒にお客様となって、席入りから床の拝見と順を追ってすすめます。お菓子のいただき方やお隣の方へのあいさつなど改めて学んでいただきました。
講師の点前を真剣に見ながら一緒に手を動かして熱心に学ばれました。茶花や書の話など会話もはずみ、お茶の奥深さも感じていただいたようです。
次回は9月30日(第5火曜日)です。
秋らしい気候になっていてほしいものです。どうぞお気軽にお出かけくださいませ。
広間
掛物:和敬清寂
花 :刈萱(カルカヤ)、吾亦紅、竜胆、女郎花、撫子
菓子:残暑 長門製
大暑を迎え日本中が猛暑の中、一服のお茶に涼を堪能いたしました。
受講生はお床の拝見の後、 帛紗と茶巾の割稽古に熱心に取り組みます。その真剣な目差しに初心に還る思いでした。
広間
掛物∶日日是好日
花 ∶藪茗荷 金水引
菓子∶紅花 鶴屋吉信製
次回は8月26日(第4火曜日)です。
お気軽にお出かけくださいませ。
まだ梅雨の最中ですが、日中は真夏のような暑さが続いています。
シビック庵には「夏は涼しく‥」利休の教えのように、床の半夏生の凛とした清涼感が広がりました。
受講生の割り稽古は帛紗さばきから茶巾のたたみ方に進みました。講師の手の動きを見ながら一生懸命に取り組みます。ひとつひとつの所作はもとより、設えや道具の扱いなど、スタッフも一緒にお茶の心を学んでいきたいと思いました。
次回は7月29日(第5火曜日)です。
猛暑も予想されますが、一服のお茶で涼をとられてはいかがでしょうか。お気軽にお出かけくださいませ。
広間
掛物:和敬清寂
花 :半夏生
菓子:梅雨空 扇屋製
山や町中の木々が雨に洗われ、一段と緑鮮やかに冴えて目に優しく癒やされます。
最近では日本人は無論、海外の方の茶道体験希望も多いそうで、日本文化に関心が増え嬉しい事です
この所シビック庵教室も、受講生が増え熱心に続けられた数名に、近くの先生を紹介しました。
励んでいらっしゃると伺い嬉しく思います。
広間
掛物 : 日日是好日
花 : 蛍袋 薄 京鹿子
小間
花 : 升麻 あざみ
菓子 : 青梅 塩野製
次回は6月24日(第4火曜日)です。
お気軽にお出かけくださいませ。
「百花為誰開」ー百花誰が為に開くー無心に咲く花に心奪われるこの頃でございます。
今年も数人の受講生が「もっと勉強したい」と羽ばたいていきました。
シビック庵は時間の制約もありお点前も限られている為、ご希望のある方には当流の個人の先生の教室を紹介しています。
どこにいらしても学んだことを基に、お茶の精神を育くんで頂きたいと思っております。名残惜しそうにご挨拶して下さる姿は嬉しく、1年後の再会をお約束して見送りました。
広間
掛け物 ;「和敬静寂」
花 ;シャガ
菓 子;あやめ 扇屋製
小間
花 ;海老根蘭
次回は5月27日第4火曜でございます。どうぞお気軽にお出かけ下さいませ。
寒暖差の激しい3月でしたが、各地で桜の開花が発表されるようになりました。
今回の講座は、はじめに、先日伊勢山皇大神宮で行われた献茶式と茶会に出席された受講生から感想を伺いました。
受講生は「厳かな献茶式に感動しました。初めての茶会はワクワクドキドキ、ご一緒した先輩に教えていただきながらとても良い経験ができました。」と嬉しそうに語ってくださいました。
そこで今日は趣向を変えて、講師が点前と正客をし、受講生がお客様となって茶会を模したお稽古を試みました。
正客の講師からは茶会に招かれたときの作法や、自身が経験した茶会にまつわるお話を聞き、楽しい時間を過ごしました。
また、講師の点前を真剣に見ながら、一緒に手を動かして所作を確かめるなど、いつもと違った講座は新鮮に感じていただいたようで皆様楽しそうでした。
掛物;日日是好日
菓子;藤棚 福島屋製
次回は4月22日第4火曜日です。
春の宵どうぞお気軽にお出かけくださいませ
春の足音の聞こえるこの頃です。
今月も体験の方がお見えになり「楽しかった」と入会下さいました。
掛物に書かれている「和敬静寂」に質問が出ました。
お茶の世界では有名な大切な言葉で、出された茶盌の正面を避けてお茶をいただく、お返しする時に相手に正面を向けてお返しする事も相手を敬う心です。茶室の設えは亭主のお客様への心遣い、それを汲み取るお客様の亭主への心。お道具類を帛紗で清める事も相手への心遣い。
「亭主もお客様も互いを敬い心静かに一座建立をめざす世界」がお茶の心と説明しました。
湯のたぎる音を聞きながら心穏やかな刻を過ごしたいものです。
広間
掛物;和敬静寂
花 ;梅・蕗の薹
菓子;お雛さま 扇屋製
小間
花;藪椿
次回は3月25日第4火曜日です。
三寒四温の時節柄、皆様御身おいとい下さいませ。
令和7年乙巳(きのとみ)、本年も宜しくお願い申し上げます。
今年初めてのお稽古は2ヶ月ぶりの為、所作を思い出しながら和気あいあいと進んでいきました。
巳年やお勅題「夢」に因んだお道具の話を聞きながら、お正月らしい花びら餅のお菓子に一同笑みがこぼれました。
数年間スポーツ選手として国外で活躍なさった方が体験にお見えになり「古くからの日本の事を学びたい」と入会されました。私達も共に学び、キチンとお伝えしていかなければと襟を正す思いを致しました。
広間
掛軸;日々是好日
花 ;臘梅(ロウバイ)・椿
菓子;花びら餅 扇屋製
小間
花;水仙
次回は2月25日第4火曜日です。
厳寒の折、皆様お体ご自愛下さいませ。