<伊勢山皇大神宮献茶式>ご報告

2020.9.6

 

台風の影響で心配されていた雨に降られることもなく、四方庵佐藤華香家元による献茶式が厳粛に執り行われました。

神宮からは、阿久津宮司様、献茶式実行委員として氏子代表の方が参列してくださいました。

四方庵からは、家元はじめ7名が、神宮の方々の細やかなお心配りに支えられ、準備から片付けに至るまで、恙なく済ませることができました。

式の前に家元のお点前席に天窓から射し込んでいた陽光が、神楽殿をまっすぐに照らしたとき、神事の奉仕が始まりました。

家元がお茶を点てられている時は静まりかえり、半東から副斎主へと天目台が渡され、神前に献じられました。

そして、和琴や笛の奏でられる中に巫女の舞が奉仕されました。

凜とした家元の風格が、参列者に感動を与えた神々しい献茶式でした。

言葉では語り尽くせませんが、記録用のDVDを撮影しておりますので、ご覧下されば幸いに存じます。

新型コロナウィルス感染拡大を防ぐため、参列をご希望しながら、ご遠慮いただいた方々の思いを受け、そのお心遣いに感謝し、無事に献茶式が奉納できましたことを簡単ではございますが、ご報告申しあげます。

 

亀井香照