シビック庵でのお稽古の様子をお伝えします。
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木々の若葉が風にそよぐ心地よい季節になりました。
4月の講座は曇り空で少し肌寒く、炉の名残りの席にふさわしい日になりました。
受講生は4名、薄茶点前のお稽古です。
半年ぶりに見えた方は、帛紗さばき、茶巾のたたみ方、棗・茶杓の拭き方をさらいました。わずかな時間でブランクを感じさせない所作になり、頼もしく思いました。
また今回は、コロナ禍で控えていた菓子器を使い、隣の方へのご挨拶やお箸の使い方などお菓子のいただき方を学びました。
これから徐々にお茶のお稽古らしくなっていくことでしょう。
今後の講座は5月23日、6月27日です。
茶席は風炉になります。
掛物
広間: 閑座聴松風
小間: 喫茶去
花
広間: 三つ葉岩傘、丁字草
小間: 白花紫蘭
菓子
あやめ餅 豊島屋製
今年の春は足早に来て、一気に花が咲き百花繚乱の景色でございます。
お二人の体験の方を交え、受講生もご自服のお茶を楽しまれました。
掛物
広間: 和敬清寂
小間: 春水満四澤 −しゅんすいしたくにみつ −
(春の雪溶け 水が四方に 満ちている)
花
小間: 貝母(ばいも)
広間: シャガ
菓子
桃の花 豊島屋製
次回のお稽古は、4月25日、5月23日でございます。
どうぞお気軽にお出かけ下さいませ。
春の足音が聞こえるこの頃でございます。
2月も会場の都合でお稽古日が第3週火曜日になりました。受講生数名お休みでしたが、三密を避け小間も使い、ゆったりとお稽古しました。
体験の方がお一方みえ、小学校から高校生迄茶道を学んでいらっしゃり、所作がきれいな方でした。
掛物
広間: 日々是好日
小間: 雪月花
花: 梅、藪椿
菓子: 鶯餅 豊島屋製
3月4月はお稽古日が第4週火曜日に戻り、3月28日、4月25日でございます。どうぞお気軽にお出かけ下さいませ。
年が改まり、今日がお稽古始めです。
2ヵ月ぶりの講座は、少々ぎごちなく手順を思い出しながらのお点前です。
今回は新しい所作も加わりました。お湯を汲むときの柄杓の扱い、四方庵の手指の動きを学びました。
首をかしげ繰り返し挑戦します。
可愛い干支のうさぎのお菓子に顔がほころび、座がなごみました。
今年は〝相手を思いやり 一服さしあげる〟
従来の茶道のお稽古ができることを切に願います。
掛物
広間:和敬清寂
小間:冬嶺秀孤松(とうれいこしょうひいず)
冬の酷寒にあって一本の松の木が青々とそびえている
花:ロウバイ、曙椿
菓子:うさぎ 豊島屋製