シビック庵でのお稽古の様子をお伝えします。
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あいにくの雨模様、肌寒く桜の開花も足踏み状態です。早く春らしいぽかぽか陽気の中で花々を楽しみたいものです。
3月は巣立ちの季節、シビック庵から初の卒業生が誕生しました。4月から四方庵教室に入門し、お稽古を続けることになりました。
割り稽古の受講生はお菓子のお運びをしたり、器を下げたりと忙しくも楽しそうに動いてくださいました。割り稽古から徐々にお点前へと進み、実際にお茶をたてるお稽古をすると楽しさもより増すことでしょう。
菓子器に盛られたお菓子は満開の桜。一足早くお花見が叶いました。
広間
掛物:春水満四澤
花 :射干(シャガ)
小間
掛物:松無古今色
花 :貝母(バイモ、編笠百合)
菓子 花吹雪 塩野製
例年より早い菜種梅雨のような雨に、大地の草木の芽ぶく勢いを感じるこの頃でございます。
今月は、お雛様の掛物が華やかに受講生や体験の方々をお迎えする中、お点前や割稽古に励みました。
雛祭りは中国から日本に伝わった平安時代の遊びで、人形を作って長寿を願い川に流しました。
現代では流すものから飾るものになったそうです。
広間
掛物 : 雛人形
花 :桃(白) 岩根絞り(椿)
小間
掛物 :安靖
花 :壇香梅 八つ手花笠
菓子 :雛の袖 塩野製
次回は3月26日(第4火曜日)でございます。
季節の変わり目でございますので、皆様お体ご自愛下さいませ。
梅の香りがふくいくと漂うこの頃でございます。本年も宜しくお願い申し上げます。
元旦夕方の能登半島の地震に驚きました。
震災にあわれた方々にお見舞い申し上げ、一日も早い復旧を願っております。
12月はお休みで2か月ぶりのお稽古でした。月1回のお稽古でございますが、3人の受講生がお点前をなさいました。
道具類の扱いや所作等まだ未だ学ぶ事は多いですが、きれいにたてられたお茶に、数年の積み重ねを感じ嬉しく思いました。
割り稽古の方々は、お点前をご覧になりながら帛紗や茶筅の扱いを復習なさり、体験の方は茶室の入り方、床の間拝見、お茶やお菓子の頂き方等を学び入会下さいました。
それぞれの受講生の和やかで楽しそうなご様子に、「和む」「平和」等、今年のお勅題「和」の文字がふと浮かびました。
広間
掛物;和敬静寂
花 ;白梅 太郎冠者
菓子;冬牡丹 扇屋製
小間
掛物;聴雪
花 ;水仙
2月は27日(第4火曜日)でございます。
厳寒の折でございますので、皆様お体ご自愛下さいませ。